個性全開のテイカップスタッフ達が日替わり更新します。更新を忘れた者は編集室全員へラーメンおごりの刑に処す。
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怪物のような小説
ねこ田です。最近珍しく小説を読みました。

いつも訳というフィルターを通された(妙に一文が長い)本しか読んでいなかったので、日本人作家の小説はとても新鮮でした。
心境の細やかな描写は、句読点ですら一文字一文字が的確に心を揺さぶる。書く、喋る言葉というものは刷り込みであって、必ず誰かの真似事だと思っていましたが、それは間違いでした。昭和を生きた作家だからこその独特なリアリティや過激さ、ほの暗さは、現代にないグロテスク。彼の「言葉」はうねり、脳の中で具現化し、見ている白と黒の世界は吹き飛びました。

ところで、良い小説ほど何故一分一秒が長いのでしょう。
1を1で説明せずに、0.1、もしくは0.01に分けて緻密に描きつつも回りくどいと感じさせる余地はなく、飽きさせない。こういった流れと緩急というものは訳された小説にはあまり見出せません。だから買ってまだ読んでいない小説が何冊も眠っているのか。なるほど…

とにかく、大変勉強になったわけなんですが、一気に読破したところ、腰が痛くて仕方ありません。
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